木目の家具で統一感を出すための3つのコーディネートポイント
木材に限らず同じ色でもメーカーによって色合いが違うのも注意したいポイントです。
例えばブラウンと書いてあってもメーカーによって明るいブラウンや暗めのブラウンという風に、
微妙な色合いが異なっている場合があります。
同色の家具で統一する際のコーディネートのポイントを解説します。
天然木家具は統一感のあるコーディネートを
天然木の家具は木のやさしさが感じられ、家具としてもオシャレな印象を受けます。
一見木目の家具は使いやすいように思えますが、実は木目や色合いが違っていると統一感が損なわれ、
バラバラなコーディネートになってしまいます。
シンプルがあるがゆえに木目や色合いが目立つので、実は気をつけないと家具同士のバランスが悪くなってしまうのです。
例えばウォールナット、マホガニー、カリン、パイン、メープルの木材があるとします。
それぞれ異なる木なので当然木目と色合いが異なり、好みも人それぞれ分かれます。
オイルフィニッシュ、ステイン、ワックス、ウレタンなど塗料によっても見た目や質感が変わってきます。
木目の家具は木目と色合いを揃えるのがポイントで、この2つを気をつけていれば統一感のあるコーディネートができます。
シリーズで揃えて統一感を出す
一口に木目と言っても木材によって個性があり、色合いも木材ごとに違っています。
木材の種類で揃えるのもひとつの上手なコーディネートの方法で、例えばひとつウォールナットの家具を他の家具もウォールナットで揃えた方が統一感が生まれます。
同じ木材でもメーカーによって色合いが変わったりするので、できれば同じメーカーの同じ木材を使った家具で揃える方が良いでしょう。
ウォールナットは色合いが濃いので落ち着いた雰囲気のコーディネートをしたい時に最適で、
人気の木材なので使用している家具は多いです。明るい色合いの木材ならパインが人気で、パインの家具もたくさんあります。
色合いをあえて揃えないメリハリのあるコーディネート
逆にあえて異なる色合いの家具でコーディネートするのもアリです。
微妙に色合いが似ている木材で揃えるより、メリハリをつけるために異なる色合いの木材を選んでみても良いかと思います。
色合いが濃いウォールナットと色合いが明るいパインならメリハリが生まれますね。
家具のコーディネートにおいて色のバランスを考えるのはとても大切で、
ひとつの色や似た色で統一する、またはメリハリをつけるために明暗異なる色でコーディネートするなど、色の方向性を決めるとコーディネートが考えやすくなります。